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三時課
ピラトの前のキリスト、主の昇天、そして私たちの心を新たにする聖霊の降臨を記念します。
各時の序文
父と子と聖霊のみ名によって
唯一の神、アーメン。
主よ、憐れみたまえ。主よ、憐れみたまえ。主よ、祝福したまえ。アーメン。
栄光は父と子と聖霊に。今も、いつも、世々の世々に至るまで、アーメン。
主の祈り
だから、あなたがたはこう祈りなさい、 天にいますわれらの父よ、 御名があがめられますように。
御国がきますように。 みこころが天に行われるとおり、 地にも行われますように。
わたしたちの日ごとの食物を、 きょうもお与えください。
わたしたちに負債のある者をゆるしましたように、 わたしたちの負債をもおゆるしください。
わたしたちを試みに会わせないで、 悪しき者からお救いください。
感謝の祈り
善を造り給う憐れみ深い神、われらの主であり神、救い主イエス・キリストの御父に感謝しよう。主は、わたしたちを覆い守り、助け、保ち、みもとに受け入れ、憐れみ、支え、この時に至らせてくださったからである。さらにまた願い求めよう。この聖なる日と、われらの一生のすべての日を、全き平安のうちに守ってくださるように。万物を統べ治める主なるわが神よ。
主なる神、全能者、われらの主であり神、救い主イエス・キリストの御父よ、わたしたちはすべての場合において、またすべてのことのために、そしてすべての状況にあって、あなたに感謝します。あなたはわたしたちを覆い、助け、守り、みもとに受け入れ、憐れみ、支え、この時に至らせてくださいました。
このために、慈しみ深き人を愛する方よ、あなたの善意により、願い求めます。この聖なる日と、われらの一生のすべての日を、あなたへの畏れをもって、全き平安のうちに全うさせてください。すべての妬み、すべての試み、悪魔のあらゆる業、邪悪な人々の陰謀、見えない敵と見える敵の起こりを、わたしたちから、あなたのすべての民から、このあなたの聖なる場所から、取り去ってください。善く有益なものは、わたしたちに与えてください。あなたは蛇と蠍と敵のあらゆる力を踏み砕く権威を、わたしたちに授けられた方だからです。わたしたちを試みに遭わせず、悪しき者から救い出してください。
あなたの独り子、われらの主であり神、救い主イエス・キリストに属する恵みと慈しみと人への愛によって。彼を通して、あなたに、命を与える聖霊とともに、ふさわしい栄光と尊崇と力と礼拝がささげられます。今も、いつも、世々の世々に至るまで、アーメン。
詩編 50
全能者なる神、主は詔して、 日の出るところから日の入るところまで あまねく地に住む者を召し集められる。
神は麗しさのきわみであるシオンから光を放たれる。
われらの神は来て、もだされない。 み前には焼きつくす火があり、 そのまわりには、はげしい暴風がある。
神はその民をさばくために、 上なる天および地に呼ばわれる、
「いけにえをもってわたしと契約を結んだ わが聖徒をわたしのもとに集めよ」と。
天は神の義をあらわす、 神はみずから、さばきぬしだからである。〔セラ
「わが民よ、聞け、わたしは言う。 イスラエルよ、わたしはあなたにむかって あかしをなす。 わたしは神、あなたの神である。
わたしがあなたを責めるのは、 あなたのいけにえのゆえではない。 あなたの燔祭はいつもわたしの前にある。
わたしはあなたの家から雄牛を取らない。 またあなたのおりから雄やぎを取らない。
林のすべての獣はわたしのもの、 丘の上の千々の家畜もわたしのものである。
わたしは空の鳥をことごとく知っている。 野に動くすべてのものはわたしのものである。
たといわたしは飢えても、あなたに告げない、 世界とその中に満ちるものとは わたしのものだからである。
わたしは雄牛の肉を食べ、 雄やぎの血を飲むだろうか。
感謝のいけにえを神にささげよ。 あなたの誓いをいと高き者に果せ。
悩みの日にわたしを呼べ、わたしはあなたを助け、 あなたはわたしをあがめるであろう」。
しかし神は悪しき者に言われる、 「あなたはなんの権利があってわたしの定めを述べ、 わたしの契約を口にするのか。
あなたは教を憎み、わたしの言葉を捨て去った。
あなたは盗びとを見ればこれとむつみ、 姦淫を行う者と交わる。
あなたはその口を悪にわたし、 あなたの舌はたばかりを仕組む。
あなたは座してその兄弟をそしり、 自分の母の子をののしる。
あなたがこれらの事をしたのを、わたしが黙っていたので、 あなたはわたしを全く自分とひとしい者と思った。 しかしわたしはあなたを責め、 あなたの目の前にその罪をならべる。
神を忘れる者よ、このことを思え。 さもないとわたしはあなたをかき裂く。 そのときだれも助ける者はないであろう。
感謝のいけにえをささげる者はわたしをあがめる。 自分のおこないを慎む者にはわたしは神の救を示す」。
祈りの開始
祝福された第三時の賛歌を、わが王であり神であるキリストにささげ、わが罪の赦しを願う。
詩編 19
もろもろの天は神の栄光をあらわし、 大空はみ手のわざをしめす。
この日は言葉をかの日につたえ、 この夜は知識をかの夜につげる。
話すことなく、語ることなく、 その声も聞えないのに、
その響きは全地にあまねく、 その言葉は世界のはてにまで及ぶ。 神は日のために幕屋を天に設けられた。
日は花婿がその祝のへやから出てくるように、 また勇士が競い走るように、その道を喜び走る。
それは天のはてからのぼって、 天のはてにまで、めぐって行く。 その暖まりをこうむらないものはない。
主のおきては完全であって、魂を生きかえらせ、 主のあかしは確かであって、無学な者を賢くする。
主のさとしは正しくて、心を喜ばせ、 主の戒めはまじりなくて、眼を明らかにする。
主を恐れる道は清らかで、 とこしえに絶えることがなく、 主のさばきは真実であって、ことごとく正しい。
これらは金よりも、多くの純金よりも慕わしく、 また蜜よりも、蜂の巣のしたたりよりも甘い。
あなたのしもべは、これらによって戒めをうける。 これらを守れば、大いなる報いがある。
だれが自分のあやまちを知ることができましようか。 どうか、わたしを隠れたとがから解き放ってください。
また、あなたのしもべを引きとめて、 故意の罪を犯させず、 これに支配されることのないようにしてください。 そうすれば、わたしはあやまちのない者となって、 大いなるとがを免れることができるでしょう。
わが岩、わがあがないぬしなる主よ、 どうか、わたしの口の言葉と、心の思いが あなたの前に喜ばれますように。
詩編 22
わが神、わが神、 なにゆえわたしを捨てられるのですか。 なにゆえ遠く離れてわたしを助けず、 わたしの嘆きの言葉を聞かれないのですか。
わが神よ、わたしが昼よばわっても、 あなたは答えられず、 夜よばわっても平安を得ません。
しかしイスラエルのさんびの上に座しておられる あなたは聖なるおかたです。
われらの先祖たちはあなたに信頼しました。 彼らが信頼したので、あなたは彼らを助けられました。
彼らはあなたに呼ばわって救われ、 あなたに信頼して恥をうけなかったのです。
しかし、わたしは虫であって、人ではない。 人にそしられ、民に侮られる。
すべてわたしを見る者は、わたしをあざ笑い、 くちびるを突き出し、かしらを振り動かして言う、
「彼は主に身をゆだねた、主に彼を助けさせよ。 主は彼を喜ばれるゆえ、主に彼を救わせよ」と。
しかし、あなたはわたしを生れさせ、 母のふところにわたしを安らかに守られた方です。
わたしは生れた時から、あなたにゆだねられました。 母の胎を出てからこのかた、 あなたはわたしの神でいらせられました。
わたしを遠く離れないでください。 悩みが近づき、助ける者がないのです。
多くの雄牛はわたしを取り巻き、 バシャンの強い雄牛はわたしを囲み、
かき裂き、ほえたけるししのように、 わたしにむかって口を開く。
わたしは水のように注ぎ出され、 わたしの骨はことごとくはずれ、 わたしの心臓は、ろうのように、胸のうちで溶けた。
わたしの力は陶器の破片のようにかわき、 わたしの舌はあごにつく。 あなたはわたしを死のちりに伏させられる。
まことに、犬はわたしをめぐり、 悪を行う者の群れがわたしを囲んで、 わたしの手と足を刺し貫いた。
わたしは自分の骨をことごとく数えることができる。 彼らは目をとめて、わたしを見る。
彼らは互にわたしの衣服を分け、 わたしの着物をくじ引にする。
しかし主よ、遠く離れないでください。 わが力よ、速く来てわたしをお助けください。
わたしの魂をつるぎから、 わたしのいのちを犬の力から助け出してください。
わたしをししの口から、 苦しむわが魂を野牛の角から救い出してください。
わたしはあなたのみ名を兄弟たちに告げ、 会衆の中であなたをほめたたえるでしょう。
主を恐れる者よ、主をほめたたえよ。 ヤコブのもろもろのすえよ、主をあがめよ。 イスラエルのもろもろのすえよ、主をおじおそれよ。
主が苦しむ者の苦しみをかろんじ、いとわれず、 またこれにみ顔を隠すことなく、 その叫ぶときに聞かれたからである。
大いなる会衆の中で、 わたしのさんびはあなたから出るのです。 わたしは主を恐れる者の前で、 わたしの誓いを果します。
貧しい者は食べて飽くことができ、 主を尋ね求める者は主をほめたたえるでしょう。 どうか、あなたがたの心がとこしえに生きるように。
地のはての者はみな思い出して、主に帰り、 もろもろの国のやからはみな、 み前に伏し拝むでしょう。
国は主のものであって、 主はもろもろの国民を統べ治められます。
地の誇り高ぶる者はみな主を拝み、 ちりに下る者も、 おのれを生きながらえさせえない者も、 みなそのみ前にひざまずくでしょう。
子々孫々、主に仕え、 人々は主のことをきたるべき代まで語り伝え、
主がなされたその救を 後に生れる民にのべ伝えるでしょう。
詩編 23
主はわたしの牧者であって、 わたしには乏しいことがない。
主はわたしを緑の牧場に伏させ、 いこいのみぎわに伴われる。
主はわたしの魂をいきかえらせ、 み名のためにわたしを正しい道に導かれる。
たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、 わざわいを恐れません。 あなたがわたしと共におられるからです。 あなたのむちと、あなたのつえはわたしを慰めます。
あなたはわたしの敵の前で、わたしの前に宴を設け、 わたしのこうべに油をそそがれる。 わたしの杯はあふれます。
わたしの生きているかぎりは 必ず恵みといつくしみとが伴うでしょう。 わたしはとこしえに主の宮に住むでしょう。
詩編 25
主よ、わが魂はあなたを仰ぎ望みます。
わが神よ、わたしはあなたに信頼します。 どうか、わたしをはずかしめず、 わたしの敵を勝ち誇らせないでください。
すべてあなたを待ち望む者をはずかしめず、 みだりに信義にそむく者をはずかしめてください。
主よ、あなたの大路をわたしに知らせ、 あなたの道をわたしに教えてください。
あなたのまことをもって、わたしを導き、 わたしを教えてください。 あなたはわが救の神です。 わたしはひねもすあなたを待ち望みます。
主よ、あなたのあわれみと、いつくしみとを 思い出してください。 これはいにしえから絶えることがなかったのです。
わたしの若き時の罪と、とがとを 思い出さないでください。 主よ、あなたの恵みのゆえに、 あなたのいつくしみにしたがって、 わたしを思い出してください。
主は恵みふかく、かつ正しくいらせられる。 それゆえ、主は道を罪びとに教え、
へりくだる者を公義に導き、 へりくだる者にその道を教えられる。
主のすべての道はその契約とあかしとを守る者には いつくしみであり、まことである。
主よ、み名のために、わたしの罪をおゆるしください。 わたしの罪は大きいのです。
主を恐れる人はだれか。 主はその選ぶべき道をその人に教えられる。
彼はみずからさいわいに住まい、 そのすえは地を継ぐであろう。
主の親しみは主をおそれる者のためにあり、 主はその契約を彼らに知らせられる。
わたしの目は常に主に向かっている。 主はわたしの足を網から取り出されるからである。
わたしをかえりみ、わたしをあわれんでください。 わたしはひとりわびしく苦しんでいるのです。
わたしの心の悩みをゆるめ、 わたしを苦しみから引き出してください。
わたしの苦しみ悩みをかえりみ、 わたしのすべての罪をおゆるしください。
わたしの敵がいかに多く、 かつ激しい憎しみをもって わたしを憎んでいるかをごらんください。
わたしの魂を守り、わたしをお助けください。 わたしをはずかしめないでください。 わたしはあなたに寄り頼んでいます。
どうか、誠実と潔白とが、 わたしを守ってくれるように。 わたしはあなたを待ち望んでいます。
神よ、イスラエルをあがない、 すべての悩みから救いだしてください。
詩編 28
主よ、わたしはあなたにむかって呼ばわります。 わが岩よ、わたしにむかって 耳しいとならないでください。 もしあなたが黙っておられるならば、おそらく、 わたしは墓に下る者と等しくなるでしょう。
わたしがあなたにむかって助けを求め、 あなたの至聖所にむかって手をあげるとき、 わたしの願いの声を聞いてください。
悪しき者および悪を行う者らと共に わたしを引き行かないでください。 彼らはその隣り人とむつまじく語るけれども、 その心には害悪をいだく者です。
どうぞ、そのわざにしたがい、 その悪しき行いにしたがって彼らに報い、 その手のわざにしたがって彼らに報い、 その受くべき罰を彼らに与えてください。
彼らは主のもろもろのみわざと、 み手のわざとを顧みないゆえに、 主は彼らを倒して、再び建てられることはない。
主はほむべきかな。 主はわたしの願いの声を聞かれた。
主はわが力、わが盾。 わたしの心は主に寄り頼む。 わたしは助けを得たので、わたしの心は大いに喜び、 歌をもって主をほめたたえる。
主はその民の力、 その油そそがれた者の救のとりでである。
どうぞ、あなたの民を救い、あなたの嗣業を恵み、 彼らの牧者となって、とこしえに彼らをいだき導いてください。
詩編 29
神の子らよ、主に帰せよ、 栄光と力とを主に帰せよ。
み名の栄光を主に帰せよ、 聖なる装いをもって主を拝め。
主のみ声は水の上にあり、 栄光の神は雷をとどろかせ、 主は大水の上におられる。
主のみ声は力があり、 主のみ声は威厳がある。
主のみ声は香柏を折り砕き、 主はレバノンの香柏を折り砕かれる。
主はレバノンを子牛のように踊らせ、 シリオンを若い野牛のように踊らされる。
主のみ声は炎をひらめかす。
主のみ声は荒野を震わせ、 主はカデシの荒野を震わされる。
主のみ声はかしの木を巻きあげ、また林を裸にする。 その宮で、すべてのものは呼ばわって言う、 「栄光」と。
主は洪水の上に座し、 主はみくらに座して、とこしえに王であらせられる。
主はその民に力を与え、 平安をもってその民を祝福されるであろう。
詩編 33
正しき者よ、主によって喜べ、 さんびは直き者にふさわしい。
琴をもって主をさんびせよ、 十弦の立琴をもって主をほめたたえよ。
新しい歌を主にむかって歌い、 喜びの声をあげて巧みに琴をかきならせ。
主のみことばは直く、 そのすべてのみわざは真実だからである。
主は正義と公平とを愛される。 地は主のいつくしみで満ちている。
もろもろの天は主のみことばによって造られ、 天の万軍は主の口の息によって造られた。
主は海の水を水がめの中に集めるように集め、 深い淵を倉におさめられた。
全地は主を恐れ、 世に住むすべての者は主を恐れかしこめ。
主が仰せられると、そのようになり、 命じられると、堅く立ったからである。
主はもろもろの国のはかりごとをむなしくし、 もろもろの民の企てをくじかれる。
主のはかりごとはとこしえに立ち、 そのみこころの思いは世々に立つ。
主をおのが神とする国はさいわいである。 主がその嗣業として選ばれた民はさいわいである。
主は天から見おろされ、 すべての人の子らを見、
そのおられる所から 地に住むすべての人をながめられる。
主はすべて彼らの心を造り、 そのすべてのわざに心をとめられる。
王はその軍勢の多きによって救を得ない。 勇士はその力の大いなるによって助けを得ない。
馬は勝利に頼みとならない。 その大いなる力も人を助けることはできない。
見よ、主の目は主を恐れる者の上にあり、 そのいつくしみを望む者の上にある。
これは主が彼らの魂を死から救い、 ききんの時にも生きながらえさせるためである。
われらの魂は主を待ち望む。 主はわれらの助け、われらの盾である。
われらは主の聖なるみ名に信頼するがゆえに、 われらの心は主にあって喜ぶ。
主よ、われらが待ち望むように、 あなたのいつくしみをわれらの上にたれてください。
詩編 40
わたしは耐え忍んで主を待ち望んだ。 主は耳を傾けて、わたしの叫びを聞かれた。
主はわたしを滅びの穴から、泥の沼から引きあげて、 わたしの足を岩の上におき、 わたしの歩みをたしかにされた。
主は新しい歌をわたしの口に授け、 われらの神にささげるさんびの歌を わたしの口に授けられた。 多くの人はこれを見て恐れ、 かつ主に信頼するであろう。
主をおのが頼みとする人、 高ぶる者にたよらず、 偽りの神に迷う者にたよらない人はさいわいである。
わが神、主よ、あなたのくすしきみわざと、 われらを思うみおもいとは多くて、 くらべうるものはない。 わたしはこれを語り述べようとしても 多くて数えることはできない。
あなたはいけにえと供え物とを喜ばれない。 あなたはわたしの耳を開かれた。 あなたは燔祭と罪祭とを求められない。
その時わたしは言った、「見よ、わたしはまいります。 書の巻に、わたしのためにしるされています。
わが神よ、わたしはみこころを行うことを喜びます。 あなたのおきてはわたしの心のうちにあります」と。
わたしは大いなる集会で、 救についての喜びのおとずれを告げ示しました。 見よ、わたしはくちびるを閉じませんでした。 主よ、あなたはこれをご存じです。
わたしはあなたの救を心のうちに隠しおかず、 あなたのまことと救とを告げ示しました。 わたしはあなたのいつくしみとまこととを 大いなる集会に隠しませんでした。
主よ、あなたのあわれみをわたしに惜しまず、 あなたのいつくしみとまこととをもって 常にわたしをお守りください。
数えがたい災がわたしを囲み、 わたしの不義がわたしに追い迫って、 物見ることができないまでになりました。 それはわたしの頭の毛よりも多く、 わたしの心は消えうせるばかりになりました。
主よ、みこころならばわたしをお救いください。 主よ、すみやかにわたしをお助けください。
わたしのいのちを奪おうと尋ね求める者どもを ことごとく恥じあわてさせてください。 わたしのそこなわれることを願う者どもを うしろに退かせ、恥を負わせてください。
わたしにむかって「あはぁ、あはぁ」と言う者どもを 自分の恥によって恐れおののかせてください。
しかし、すべてあなたを尋ね求める者は あなたによって喜び楽しむように。 あなたの救を愛する者は 常に「主は大いなるかな」ととなえるように。
わたしは貧しく、かつ乏しい。 しかし主はわたしをかえりみられます。 あなたはわが助け、わが救主です。 わが神よ、ためらわないでください。
詩編 42
神よ、しかが谷川を慕いあえぐように、 わが魂もあなたを慕いあえぐ。
わが魂はかわいているように神を慕い、 いける神を慕う。 いつ、わたしは行って神のみ顔を 見ることができるだろうか。
人々がひねもすわたしにむかって 「おまえの神はどこにいるのか」と言いつづける間は わたしの涙は昼も夜もわたしの食物であった。
わたしはかつて祭を守る多くの人と共に 群れをなして行き、 喜びと感謝の歌をもって彼らを神の家に導いた。 今これらの事を思い起して、 わが魂をそそぎ出すのである。
わが魂よ、何ゆえうなだれるのか。 何ゆえわたしのうちに思いみだれるのか。 神を待ち望め。 わたしはなおわが助け、 わが神なる主をほめたたえるであろう。
わが魂はわたしのうちにうなだれる。 それで、わたしはヨルダンの地から、またヘルモンから、 ミザルの山からあなたを思い起す。
あなたの大滝の響きによって淵々呼びこたえ、 あなたの波、あなたの大波は ことごとくわたしの上を越えていった。
昼には、主はそのいつくしみをほどこし、 夜には、その歌すなわちわがいのちの神にささげる 祈がわたしと共にある。
わたしはわが岩なる神に言う、 「何ゆえわたしをお忘れになりましたか。 何ゆえわたしは敵のしえたげによって 悲しみ歩くのですか」と。
わたしのあだは骨も砕けるばかりに わたしをののしり、 ひねもすわたしにむかって 「おまえの神はどこにいるのか」と言う。
わが魂よ、何ゆえうなだれるのか。 何ゆえわたしのうちに思いみだれるのか。 神を待ち望め。 わたしはなおわが助け、 わが神なる主をほめたたえるであろう。
詩編 44
神よ、いにしえ、われらの先祖たちの日に、 あなたがなされたみわざを 彼らがわれらに語ったのを耳で聞きました。
すなわちあなたはみ手をもって、もろもろの国民を 追い払ってわれらの先祖たちを植え、 またもろもろの民を悩まして、 われらの先祖たちをふえ広がらせられました。
彼らは自分のつるぎによって国を獲たのでなく、 また自分の腕によって勝利を得たのでもありません。 ただあなたの右の手、あなたの腕、 あなたのみ顔の光によるのでした。 あなたが彼らを恵まれたからです。
あなたはわが王、わが神、 ヤコブのために勝利を定められる方です。
われらはあなたによって、あだを押し倒し、 われらに立ちむかう者を、 み名によって踏みにじるのです。
わたしは自分の弓を頼まず、わたしのつるぎもまた、 わたしを救うことができないからです。
しかしあなたはわれらをあだから救い、 われらを憎む者をはずかしめられました。
われらは常に神によって誇り、 とこしえにあなたのみ名に感謝するでしょう。〔セラ
ところがあなたはわれらを捨てて恥を負わせ、 われらの軍勢と共に出て行かれませんでした。
あなたがわれらをあだの前から退かせられたので、 われらの敵は心のままにかすめ奪いました。
あなたはわれらをほふられる羊のようにし、 またもろもろの国民のなかに散らされました。
あなたはわずかの金であなたの民を売り、 彼らのために高い価を求められませんでした。
あなたはわれらを隣り人にそしらせ、 われらをめぐる者どもに侮らせ、 あざけらせられました。
またもろもろの国民のなかにわれらを笑い草とし、 もろもろの民のなかに笑い者とされました。
わがはずかしめはひねもすわたしの前にあり、 恥はわたしの顔をおおいました。
これはそしる者と、ののしる者の言葉により、 敵と、恨みを報いる者のゆえによるのです。
これらの事が皆われらに臨みましたが、 われらはあなたを忘れず、 あなたの契約にそむくことがありませんでした。
われらの心はたじろがず、 またわれらの歩みはあなたの道を離れませんでした。
それでもあなたは山犬の住む所でわれらを砕き、 暗やみをもってわれらをおおわれました。
われらがもしわれらの神の名を忘れ、 ほかの神に手を伸べたことがあったならば、
神はこれを見あらわされないでしょうか。 神は心の秘密をも知っておられるからです。
ところがわれらはあなたのためにひねもす殺されて、 ほふられる羊のようにみなされました。
主よ、起きてください。なぜ眠っておられるのですか。 目をさましてください。 われらをとこしえに捨てないでください。
なぜあなたはみ顔を隠されるのですか。 なぜわれらの悩みと、しえたげを お忘れになるのですか。
まことにわれらの魂はかがんで、ちりに伏し、 われらのからだは土につきました。
起きて、われらをお助けください。 あなたのいつくしみのゆえに、 われらをあがなってください。
詩編 45
わたしの心はうるわしい言葉であふれる。 わたしは王についてよんだわたしの詩を語る。 わたしの舌はすみやかに物書く人の筆のようだ。
あなたは人の子らにまさって麗しく、 気品がそのくちびるに注がれている。 このゆえに神はとこしえにあなたを祝福された。
ますらおよ、光栄と威厳とをもって、 つるぎを腰に帯びよ。
真理のため、また正義を守るために 威厳をもって、勝利を得て乗り進め。 あなたの右の手はあなたに恐るべきわざを 教えるであろう。
あなたの矢は鋭くて、王の敵の胸をつらぬき、 もろもろの民はあなたのもとに倒れる。
神から賜わったあなたの位は永遠にかぎりなく続き、 あなたの王のつえは公平のつえである。
あなたは義を愛し、悪を憎む。 このゆえに神、あなたの神は喜びの油を あなたのともがらにまさって、あなたに注がれた。
あなたの衣はみな没薬、芦薈、肉桂で、 よいかおりを放っている。 琴の音は象牙の殿から出て、あなたを喜ばせる。
あなたの愛する女たちのうちには王の娘たちがあり、 王妃はオフルの金を飾って、あなたの右に立つ。
娘よ、聞け、かえりみて耳を傾けよ。 あなたの民と、あなたの父の家とを忘れよ。
王はあなたのうるわしさを慕うであろう。 彼はあなたの主であるから、彼を伏しおがめ。
ツロの民は贈り物をもちきたり、 民のうちの富める者もあなたの好意を請い求める。
王の娘は殿のうちで栄えをきわめ、 こがねを織り込んだ衣を着飾っている。
彼女は縫い取りした衣を着て王のもとに導かれ、 その供びとなるおとめらは 彼女に従ってその行列にある。
彼らは喜びと楽しみとをもって導かれ行き、 王の宮殿にはいる。
あなたの子らは父祖に代って立ち、 あなたは彼らを全地に君とするであろう。
わたしはあなたの名をよろず代におぼえさせる。 このゆえにもろもろの民は世々かぎりなく あなたをほめたたえるであろう。
詩編 46
神はわれらの避け所また力である。 悩める時のいと近き助けである。
このゆえに、たとい地は変り、 山は海の真中に移るとも、われらは恐れない。
たといその水は鳴りとどろき、あわだつとも、 そのさわぎによって山は震え動くとも、 われらは恐れない。〔セラ
一つの川がある。 その流れは神の都を喜ばせ、 いと高き者の聖なるすまいを喜ばせる。
神がその中におられるので、都はゆるがない。 神は朝はやく、これを助けられる。
もろもろの民は騒ぎたち、もろもろの国は揺れ動く、 神がその声を出されると地は溶ける。
万軍の主はわれらと共におられる、 ヤコブの神はわれらの避け所である。〔セラ
来て、主のみわざを見よ、 主は驚くべきことを地に行われた。
主は地のはてまでも戦いをやめさせ、 弓を折り、やりを断ち、戦車を火で焼かれる。
「静まって、わたしこそ神であることを知れ。 わたしはもろもろの国民のうちにあがめられ、 全地にあがめられる」。
万軍の主はわれらと共におられる、 ヤコブの神はわれらの避け所である。〔セラ
断章(トロパリオン)
主よ、あなたが聖なる弟子たち、尊い使徒たちに、第三時にお遣わしになったあなたの聖なる御霊を、善き方よ、われらから取り去らないでください。むしろ、われらの内に新たにしてください。「神よ、わたしに清い心を造り、直い霊をわたしの内に新たにしてください。み顔の前からわたしを退けず、あなたの聖なる霊をわたしから取り去らないでください。」(ذوكصابتري كيه إيو كي آجيو ابنيفماتي Δόξα Πατρί καὶ Υἱῷ καὶ Ἁγίῳ Πνεύματι - 栄光は父と子と聖霊に)
主よ、あなたが聖なる弟子たち、尊い使徒たちに、第三時にあなたの聖なる御霊をお遣わしになったその御方、善き方よ、これをわれらから取り去らないでください。むしろ、われらの内に新たにしてください。わが主イエス・キリスト、神の言(ことば)の御子よ、まっすぐにし、命を与える霊、預言と純潔の霊、聖性と義と権能の霊、全能の方よ、あなたこそわれらの魂の光です。世に来るすべての人を照らす方よ、われらを憐れみたまえ。(كي نين، كي آ إي، كي ايستوس إي أوناس تون إي أونون آمين Καὶ νῦν καὶ ἀεὶ καὶ εἰς τοὺς αἰῶνας τῶν αἰώνων. Ἀμήν - 今も、いつも、世々の世々に至るまで。アーメン)
生神女よ、あなたは真のぶどうの木、命の房を実らせた方です。満ち満ちた恵みを受けたあなたに、使徒たちとともに、われらの魂の救いのために願い求めます。主なるわが神は祝福される。主は日ごとに祝福される。主はわれらのために道を備えられる、主こそわが救いの神である。(كي نين، كي آ إي، كي ايستوس إي أوناس تون إي أونون آمين Καὶ νῦν καὶ ἀεὶ καὶ εἰς τοὺς αἰῶνας τῶν αἰώνων. Ἀμήν - 今も、いつも、世々の世々に至るまで。アーメン)
天の王、慰め主、真理の御霊よ、いたる所におられ、すべてを満たし、善きものの倉にして、命の与え主よ、来たりてわれらの内に住み、すべての汚れを清め、善き方よ、われらの魂をお救いください。(ذوكصابتري كيه إيو كي آجيو ابنيفماتي Δόξα Πατρί καὶ Υἱῷ καὶ Ἁγίῳ Πνεύματι - 栄光は父と子と聖霊に)
救い主よ、あなたが弟子たちと共におられ、彼らに平安を与えられたように、今、われらと共にも来たりて、あなたの平安をお与えください。われらを救い、われらの魂を救い出してください。(كي نين، كي آ إي، كي ايستوس إي أوناس تون إي أونون آمين Καὶ νῦν καὶ ἀεὶ καὶ εἰς τοὺς αἰῶνας τῶν αἰώνων. Ἀμήν - 今も、いつも、世々の世々に至るまで。アーメン)
われらがあなたの聖なる神殿に立つとき、天に立つ者とみなされる。生神女よ、あなたは天の門、われらに憐れみの門を開いてください。
Tenoo oasht emmok o piekhristos nem pekyot en aghathos nem pi epnevma ethowab je akee ak soati emmon nai nan
善き御父と聖霊とともに、キリストよ、あなたを礼拝します。あなたは来られて、わたしたちを救われました。
1. 主よ、あなたの聖なる霊を、第三時に、あなたの聖なる弟子たちと尊い使徒たちの上に遣わされた方よ、善きお方よ、わたしたちから取り去らないで、内に新たにしてください。神よ、清い心をわたしに造り、ゆるがない霊をわたしの内に新しくしてください。御前からわたしを退けず、あなたの聖霊をわたしから取り去らないでください。
栄光は父と子と聖霊に。
2. 主よ、あなたは第三時に、あなたの聖なる弟子たちと尊い使徒たちの上に聖霊を遣わされました。善きお方よ、どうかその聖霊をわたしたちから取り去らないで、内に新たにしてください。神の子・言であられる主イエス・キリストよ、揺るがず、命を与える霊、預言と貞潔の霊、聖性・義・権威の霊、全能の方よ、あなたはわたしたちの魂の光です。世に来るすべての人を照らす方よ、わたしを憐れんでください。
今も、いつも、世々に至るまで。アーメン。
3. 生神女よ、あなたは命のぶどう房を実らせた真のぶどうの木です。恵みに満ちた方よ、使徒たちとともに、わたしたちの魂の救いを願ってあなたに求めます。主、わたしたちの神は祝福されます。日ごとに主は祝福されます。主はわたしたちの救いの神、わたしたちの道を備えてくださいます。
今も、いつも、世々に至るまで。アーメン。
4. 天の王、慰め主、真理の霊よ、どこにもおられ、すべてを満たし、善きものの宝、いのちの与え主よ、来て、わたしたちのうちに住み、あらゆる汚れからわたしたちを清め、善き方よ、わたしたちの魂を救い給え。
栄光は父と子と聖霊に。
5. 救い主よ、あなたが弟子たちとともにおられ、彼らに平安を与えられたように、恵みをもって今わたしたちともともにいて、あなたの平安をお授けになり、わたしたちを救い、わたしたちの魂を解き放ってください。
今も、いつも、世々に至るまで。アーメン。
6. あなたの聖なる聖所に立つとき、わたしたちは天に立っていると見なされます。生神女よ、あなたは天の門です。わたしたちのために憐れみの門を開いてください。
その後、祈る者は祈る:
主よ、わたしたちの祈りを聞き、わたしたちを憐れみ、わたしたちの罪をお赦しください。アーメン。
(主よ、憐れみたまえ)41回
赦免
あらゆる憐れみの神、あらゆる慰めの主よ、あなたは常にあなたの聖なる御霊の慰めをもって、われらを慰めてくださいました。あなたが、聖なる弟子たち、貴き栄えある使徒たちの上に、火の舌のように、あなたの聖なる御霊の恵みを豊かに注がれた、この聖なる時に祈るために、われらを起こしてくださったことを感謝します。人を愛する方よ、願い求めます。われらの祈りを受け入れ、われらの罪を赦し、われらの上にあなたの聖なる御霊の恵みを遣わし、肉と霊のあらゆる汚れから清め、霊的な歩みへと移し、霊によって歩み、肉の欲を全うしない者とならせてください。われらが生涯のすべての日々、清さと義をもって、あなたに仕えるにふさわしくさせてください。あなたには、あなたの善き御父と聖霊とともに、ふさわしい栄光と誉れと力があり、今も、いつも、永遠に。アーメン。
各時の終わりに唱える願い
神よ、われらを憐れみたまえ、さらに憐れみたまえ。あらゆる時、あらゆる刻に、天においても地においても、礼拝され、讃美される、善きキリスト・われらの神よ。忍耐深く、豊かな憐れみと多くの慈しみに満ち、義人を愛し、罪人を憐れむ—その最たる者はわたしです—。あなたは、罪人の死を望まず、むしろ悔い改めて生きることを望まれる方。来るべき良きものの約束のために、すべての人を救いへと招かれる方。
主よ、この時にも、またあらゆる時にも、われらの願いを受け入れてください。われらの歩みを平らにし、あなたの戒めを行うへと導いてください。わたしたちの霊を聖別し、からだを清め、思いを正し、意図を潔め、病を癒し、罪を赦してください。あらゆる悲しみと悪しきこと、心の痛みから、われらを救い出してください。あなたの聖なる天使たちをもって、われらを囲み守り導き、彼らの陣営によって保護され、導かれて、信仰の一致と、感覚を超え限りなきあなたの栄光の知識に至らせてください。あなたは世々に讃美される方です。アーメン。
神よ、感謝してこう唱えるにふさわしくせしめ給え:「天にまします我らの父よ…」。