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使徒聖クレオパ

1 Hator

使徒聖クレオパとその同伴者は、コプト教会のシナクサリオン(聖人伝)において、ハトル月1日に記念されます。

Story

使徒聖クレオパは、主が選び、神の国を宣べ伝えるために二人ずつ遣わされた七十人の一人に数えられていました。彼は最も初めの日々から信仰の家族に属しており、聖なる伝承は彼を聖ヨセフの親族の一人に数えています。そのため彼は、弟子としての交わりによってだけでなく、肉の絆によっても救い主と結ばれていたのです。

復活の日、悲しみがなお弟子たちに重くのしかかっていたとき、クレオパとその同伴者はエマオという村へと歩みながら、起こったすべての出来事について語り合っていました。復活されたキリストご自身が近づき、彼らとともに歩まれましたが、彼らの目はさえぎられていて、その方を見分けることができませんでした。主は彼らの心の鈍さを戒めて言われました。「ああ、愚かで心の鈍い者たち。預言者たちが語ったすべてのことを信じられない者たち」。そしてモーセとすべての預言者から始めて、ご自身について書かれた聖書を彼らに説き明かされ、キリストはこれらの苦しみを受けて、その栄光に入るはずであったと示されました。

村に近づくと、彼らは日も傾いたので、主に一緒にとどまってくださるよう強いて願いました。主が食卓に着き、パンを取って祝福し、裂いて彼らに渡されると、彼らの目は開け、パンを裂くときにその方を見分けました。すると主は彼らの目から見えなくなりました。彼らは互いに言いました。「道々お話しになっているとき、私たちの心は内で燃えていたではないか」。彼らはまさにその時刻に立ち上がり、エルサレムに戻って、主がいかにして彼らに知られたかを使徒たちに告げ知らせました。これは聖なる福音書に記されています(ルカ24 (Luke 24:13))。

その後、聖クレオパは福音の宣教に励み、自らの目で見た復活について揺るぎなく証しを立てました。伝承によれば、彼はエマオで殉教の冠を受けました。主を告白したために真理の敵によって殺され、かつてキリストを自らの食卓に迎え入れたまさにその家で命を落とし、そこに尊い葬りを受けたのです。

コプト教会は、祝福されたハトル月の第一日に、使徒聖クレオパとその同伴者を記念します。彼らの祈りと祝福が私たちとともにありますように。アーメン。

Hymn

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